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ジャスティンビーバーを襲うラムゼイハント症候群とは?完治や発症率など

TRENDLABOのカオス(@trendlabo_jp)です!

2022年6月11日、人気シンガー・ソングライターのジャスティン・ビーバー(現在28歳)が、TwitterなどのSNSにて「ラムゼイハント症候群」を発症し、顔の右半分が麻痺(まひ)していることを告白しました。

ジャスティンビーバーのヒット曲といえば?

ジャスティン・ビーバーはもともと、カナダ出身のYouTuberでした。

当時(2007年)12歳だったジャスティンビーバーが、自身のyoutube動画で歌っている姿が話題となり、レコード会社「アイランド・レコード」からスカウトされたのをきっかけに、2009年に14歳という若さでデビュー。

youtubeでの発信がスターになるきっかけだったなんて、凄いですね。
※ちなみに現在のジャスティンビーバーのyoutube登録者数は6920万人です。

そんなジャスティンビーバーの最高ヒット作といえば「Baby」です。

この曲は2010年にシングル曲としてリリースされ、全米史上最高セールスを記録し、ジャスティンビーバーは瞬く間にトップアイドルとなりました。

何度聞いても印象に残る名曲ですよね。

その他「sorry(2015年)」も、みなさんも耳にしたことがある名曲です。

この曲を聴くと、海外の夜の賑やかなストリートを歩いているような気分になります。

ジャスティンビーバーの病名「ラムゼイハント症候群」とは?具体的な症状について

今回、ジャスティンビーバーを襲った「ラムゼイハント症候群」。聞きなれない方も多いと思いますが、一体どんな病気なのでしょうか。
私も初めて聞きましたので、さっそく調べてみました。

ラムゼイハント症候群は、末梢性顔面神経麻痺の2大原因のうちの一つで、全体の10%ほどを占める顔面まひの病気です。

ちなみに、一番多いのはベル麻痺と呼ばれるもので全体の約70%程度だそうですが、ベル麻痺よりも重症となることが多いようです。

インスタグラムでは2億以上のフォロワーを持つジャスティンビーバー。仕事の疲れやプレッシャーによるストレスがたまっていたのかもしれません。

ジャスティンビーバーが自身の症状についてインスタグラムに投稿した動画はこちらです。

 
 
 
 
 
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あまり元気がない様子で、心配になりますね・・・。

本人の発言によると、ウイルスが耳や顔の神経を侵していて、右側の目はまばたきすることもできず、鼻腔も動かせないので笑えない、完全に麻痺している、とのことです。

症状については、他にも、

・口が閉じられないのでよだれがたれる
・寝ているときも目が完全に閉じず、乾燥し角膜が傷つく恐れ
・頬を膨らませることが出来ない
・耳鳴りやめまい

など生活の上で不便なことが多々あるようです。

ラムゼイハント症候群の発症率・原因は?

ラムゼイハント症候群の発症率は0.005%。
人口10万人当たり約5人が発症するまれな病気です。

この原因は、小児期にかかる「水ぼうそう」ウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)です。

このウイルスが顔面神経節内に残っており、体調不良や過労、ストレスにより免疫力が低下したことなどがきっかけとなり発症します。

潜んでいたウイルスの再活性化にともない、顔面神経が頭蓋骨の中を通るところで浮腫を起こした神経が骨に圧迫されて麻痺が起こるそうです。

ジャスティンビーバーの復帰の可能性は?ラムゼイハント症候群の完治率や後遺症について

今回、ジャスティンビーバーを突然襲ったラムゼイハント症候群ですが、完治の可能性はあるのでしょうか?

治療にはステロイドなどの薬物治療や、マッサージなどのリハビリなどがあるようですが、発症後すぐは状態が安定せず、悪化してしまうこともあるようです。

一般的に、回復には数週間~数か月を要するようですが、時期には個人差があり、症状の強かった方は1年以上治らない可能性もあるのだとか。
また、1年以上症状が残っている場合は後遺症として固定されてしまう可能性も高いとのことです。

症状の軽い人は1か月~3か月経過したころには目立たなくなるパターンもあるようなので、早期に治療を開始し、これから3か月間でどれぐらい回復できるか?というのは一つの復帰の目安となりそうです。

また、後遺症ですが、ベル麻痺と比較した場合、ラムゼイハント症候群のほうが神経障害が強いため、予後が悪く、自然治癒率は30%、治療を含めた完治率は60%程度だそうです。

後遺症の症状では、顔の歪みや痙攣、こわばり、自分の意志に関わらず目や口が動く(目を動かそうとすると口が動いたり、口を動かそうとすると、目が動いてしまう)、耳鳴りなどが挙げられています。

また、人と会ったり、表に立つ仕事をしている人にとって、顔面まひは精神的に辛い病気ですよね。自分の顔が自分の顔でなくなる感覚に、恐怖を覚える人も多いようです。
顔面まひがきっかけでパニックやうつ病が発症してしまうパターンも多いので、外的な治療だけではなく心理的なケアも必要かと思われます。

ジャスティンビーバーのワールドツアー2022日本の開催はどうなる?

現在、ジャスティンビーバーは「ジャスティス・ワールド・ツアー」と呼ばれるワールドツアー中で、11月には6年ぶり4度目となる来日公演も予定していました。3大ドームツアーの開催は自身初となります。

日本公演は 2022年11月9日(水)バンテリンドーム ナゴヤ、11月12日(土)、13日(日)京セラドーム大阪、11月16日(水)、17日(木)東京ドームにて開催する予定でしたが、今回の件により、残念ながら今後予定されている公演は延期することが発表されました。

彼の発言によると「次のショーは身体的に無理なんだ。見ての通り本当に深刻な状態で、明らかに僕の体がペースを落とせと言っている。みんなには理解して欲しい。この時間を使って休養しリラックスして100%の状態に戻したい」とのこと。

今回開催予定だったワールドツアーは、もともと【チェンジズ・ワールド・ツアー】として2020年の夏に開催される予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響により2度の延期となり、今回で3度目の延期に。
念願だった日本ツアーが未定となり、残念な想いをされた方も沢山いらっしゃるかと思いますが、今は完治することを願うしかないですね。

まとめ

今回は、ジャスティンビーバーの患ったラムゼイハント症候群についてまとめました。
予後不良の可能性もある病気なので、後遺症が残るかが心配ですね。

彼ならきっと最高の医療を受けられる環境にあると思いますので、養生してまた、元気な姿を見せて欲しいですね。

一日でも早く回復して復帰されることをお祈りいたします。

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