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六本木クラスの感想はつまらない?梨泰院クラスと比較して面白くない理由はなぜ?

TRENDLABOのカオス(@trendlabo_jp)です!

韓国で大ヒットしたドラマ「梨泰院クラス」の日本リメイク版として、放送前から注目を集めていた「六本木クラス」。

2022年7月7日より、テレビ朝日系列でスタートし、早速話題となっています。

しかし、第一話を見た感想は賛否両論のようで「つまらない」「ひどい」という声も多数あるようです。
そこで今回は、なぜ面白くないという感想が多かったのか?
その理由について詳しく調べてみました!

六本木クラスのキャスト配役が微妙?髪型や演技に違和感

まず、よくある理由として「役者の表現力や演技力が期待外れだった」という点が挙げられます。
特に多い声をピックアップしてみました。

セロイ(宮部新)役の竹内涼真演技が響かない

主人公は、どちらかといえば無表情で口数の少ない硬派系のキャラクターですよね。
しかし、原作である梨泰院クラスの主人公セロイ役を演じた
パクソジュンさんは、セリフが少ない分、表情やオーラなどで訴えかける表現力がすごかったと言われています。

梨泰院クラスでは、内側にこもった憎しみが滲み出てくる感じや、悲しみや怒りのシーンなど主人公の感情表現に非常に迫力があり、見ている者の心を強く打たれました。

その一方で、竹内涼真の演技には深みがなく、「全く心に響いてこなかった」という声が多いようです。

ネットでの評判では、

「表面的な見た目ばかり真似するのではなく、あの迫真の演技を再現してほしかった」
「日本の俳優じゃ越えられない」
「柳楽優弥のほうが合っている気がする」
「竹内涼真は何やっても竹内涼真にしか見えない、さわやか青春ストーリーの雰囲気になってしまう」
「竹内涼真さん、見た目をだいぶ寄せてたけど随所に”常識人”が垣間見えてしまい、パク・セロイのトンチキ感が今ひとつ出せていない印象」

という声が多いようです。

このような理由から、六本木クラスではなかなか主人公への感情移入や共感がしにくく、演技に違和感を感じてしまうという声が多いようです。

新木優子のウィッグ(カツラ)が気になり話に集中できない

ヒロイン役であるスア(楠木優香)役を演じるのは新木優子さん。
ハーフのような整った顔立ちで、可愛い!と人気のモデルさんですね。

しかし、六本木クラスを見た視聴者からは、「とにかくカツラが不自然!」と違和感を感じてしまう方も多かったようです。

ただ、この画像のヘアスタイルは最初だけなので、成人後の髪型はきっと気にならなくなる・・・はずです(笑)

グンウォン/長屋龍河役の早乙女太一は役作り不足では?

主人公と同級生の悪役・グンウォン(長屋龍河)役を演じる早乙女太一さん。
このドラマは悪役ありきなので、憎たらしさの演技力が問われるところです。

ただ、グンウォンもただの悪役ではなく、彼自身の人生は親子との関係性だったり、地位に振り回される、可哀そうな息子だったりもするんですよね。
ただ極悪な部分ではなく、その悲壮感をうまく表現できるか?というのがポイントですが、ネットの意見は賛否両論のようです。

演技が上手い!という声も多数ある一方で、

「早乙女さんちょっとグンウォンという男を勘違いしているような気がする。実力ある役者なのでクズではあるが出生に翻弄される悲しい男を巧みに演じて欲しいものだ。」

「憎たらしさが伝わらず、アホっぽい所ばかりが目につきました。」

と、演技に対して批判的な意見も一部あるようです。

チャン・デヒ/長屋茂役の香川照之が大和田常務にしか見えない

主人公のライバル役である長屋ホールディングスの会長、長屋茂。
原作の「チャン・デヒ」は、どっしりした大物感と風格のオーラを醸し出していますね。
これで本当は40代というのだからギャップに驚きです。


冷淡だけど正論で、カリスマ性も感じられる素晴らしい悪役でした。

六本木クラスでは半沢直樹で話題となった香川照之さんが、この役を演じています。
みなさんの意見はどうでしょうか?

「西田敏行が良かったのでは?」

「半沢カラーが出ててイマイチ。香川照之のムダ遣い」

「やっぱり大和田常務になってて笑ってしまう」

「土下座」というキーワードに、「半沢直樹を思い出してしまう!」という声が多数あります。

どうしても香川照之さん独特の癖や個性が出すぎていて、演技の振り幅が少ないという印象が大きいようです。

カメラワーク技術や映像クオリティにがっかり

次に、六本木クラスがダサい・センスがないと批判される理由としては、安っぽいカメラワークや映像のクオリティが低いという点が多く挙げられています。

「日本のテレビ局に金も技術もないのがよくわかる。端的に言うと使ってるカメラの台数が少ないカメラワークがダサくてヘタクソ。こだわるだけの予算も金も人もいないんだろう。」

という声や、

「梨泰院クラスと違って日本のカメラワークってカット数が少なすぎる。
体感3倍くらい
遅い日本が。韓国は結構ドアップが多くて一人称で表情演技が分かる。日本は三人称で常に家族写真状態。引きで見てるから感情も伝わらん」

という声があります。

↑この映像比較を見ると、クオリティの差は誰が見たも確かに一目瞭然ですね。

原作を知っている人が「見るのが辛い」と言うのにも、頷けてしまいます。

六本木クラスは今更もう遅いという声も

ドラマの梨泰院クラスが大ヒットしたのは2020年。
それから日本でも、Netflixで多くの方が視聴して人気の韓ドラとして話題になりましたよね。
それだけ原作がブームになったあと、六本木クラスが2022年から新しくスタートするといっても、どうしても今更感を感じてしまう!という声も多いようです。

今更リメイクをするなら、本家を超えるクオリティにしてほしいという期待から、六本木クラスを見てガッカリされてしまった方も多いようですね。

六本木クラスをつまらないと感じる方の傾向は?

面白い!という感想と、つまらない!という感想が分かれやすい六本木クラス。
つまらないと思われる方の傾向には、以下のような特徴があるようです。

原作の梨泰院クラスを見たことがある人

「六本木クラスはストーリーがポンポン進みすぎて主人公に何の魅力も感じないまま進んでいる気がします」

「100コマある場面を10コマにして名セリフだけ並べた感じ。」

やはり、原作を見た方にとって、形や見た目を似せようとした努力はよく評価されていますが、全体的に薄っぺらい感の強い印象を受けられる方が多いようです。

日本のドラマより韓ドラが好きな方

韓国ドラマだから成立するストーリーや雰囲気など、独特の世界観ってありますよね。

「なんで韓国ドラマってあんなに臨場感あるんだろ。エンタメでは日本は追いつけませんね。悔しいですが。」という声もあるように、韓ドラを見慣れている人にとって六本木クラスは物足りなさを感じるドラマとなっています。

まとめ

このように、六本木クラスは、原作を見ていない人のほうが純粋に楽しめる傾向にあるようです。

そのため、原作の梨泰院クラスを見た方は、「全く別物の作品」と割り切って見たり、韓国と日本の違いなどを見つけるような視点で視聴すると、また違った楽しみ方が出来るかもしれませんね。

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