芸能人

TKO木本の松竹芸能退社の理由は詐欺?逮捕の可能性は?STEPN5億投資トラブルの違法性を解説

TRENDLABOのカオス(@trendlabo_jp)です!

今回は、投資トラブルから松竹芸能退社の方向性が浮上しているお笑いコンビTKO木本武宏のニュースについて

・なぜTKO木本はテレビに出なくなったの?
・木本は一体何をやらかしたの?
・5億円の投資トラブルの内容って何?
・木本が逮捕される可能性は?

などの疑問についてお答えします。

TKO木本武宏は松竹芸能退社の方向性!投資トラブルが理由でテレビ出演を見合わせ中

TKOといえば、2020年に木下隆行が後輩にペットボトルを投げるなどのパワハラをしたことが問題となり、松竹芸能を退社したことがまだ記憶に新しいですが、
そんな中、次は相方の木本もトラブルを起こしてしまったようです。(^_^;)

現在、木本は全てのテレビやラジオ番組の出演を見送っており、その理由は「親しい芸人や後輩、スタッフを投資トラブルに巻き込んでしまったから」とのこと。

集めた額はなんと5億円!

トラブルになった理由は、一緒に投資を進めていた人と急に連絡がつかなくなったようで、
その5億は木本の手元にはなく、原資が戻ってこない状況になっているのだと予測されます。

返金するにも額が多すぎて、八方塞がりの状態になっているのだという。

その5億の投資トラブルとは一体どんな投資なのでしょうか?

木本の投資トラブルは何の案件?やりすぎ都市伝説でSTEPNを紹介?

木本の投資トラブルは、今年の上旬に大流行した「STEPN」ではないか?と噂されています。

STEPNとは、暗号通貨を用いた「move to earn」という新しいジャンルのNFTゲーム。

SOLやBNB、ETHなどの暗号資産をアプリのウォレットに送金し、NFTの靴を購入します。

その靴を稼働させながらスマホを持って歩いたり走ったりすると、運動した時間に応じてGSTという暗号通貨が付与され、換金も出来るというゲームです。

GSTが高騰していたバブルの時期は「5分歩くだけで10000円稼げた!」「1日20万稼いだ」という方も続出し、中には数千万の利益を得た強者もいました。

しかし現在、中国市場撤退などの影響により、GSTの価格はどんどん下がり、SOLチェーンは4/29に1000円台→現在7円台と約140分の1の価格となり、
BNBチェーンでは5/25に3500円台→現在10円台とピーク価格の350分の1にまで大暴落しました。

原資回収が出来ないまま、諦めて泣く泣く撤退された方も多い状況です。

なぜ、木本の投資トラブルがSTEPNと言われているのか?

その理由は、4月29日に放送された「やりすぎ都市伝説 あなたの常識がぶっ壊れる2時間SP」の番組にて、 TKOの木本はSTEPNを紹介していたからです。

彼はyoutubeでも「TKO木本 STEPNやってみた!【歩けるだけで稼げる靴?!】」というタイトルの動画をアップしており、実際にSTEPNについて紹介しています。

売り圧が増えるからあまり広めてほしくないというユーザーの声にも「もう関係ないですね!」とお構いなしの様子です。

※現在このチャンネルは非公開となっています。

番組内では、木本のSTEPNのエナジーは20。つまり、靴を30足ほど所有していたことになります。

靴の値段はレベルやチェーンによって異なりますが、ちょうど番組が放送される頃の4/26のフロア価格で見た場合は、

・SOLチェーンの靴最安値 1足約16万円~
・BNBチェーンの靴最安値 1足約85万円~

と、かなり高騰していました。

木本がどのレートで靴を購入したかは不明ですが、「まだ始めたばかり」とのことだったので、高値掴みで1000万ぐらい投資していたとしてもおかしくないと思います。

また、非常にタイミングが悪いことに、GST(SOL)は、番組が放送された4/29を境に大暴落していきました。

これにより「木本のせいで価格が下がった」と思われるユーザーもいるようです。(^_^;)

STEPNは詐欺やポンジスキームやマルチ投資案件なのか?

結論から言えば、STEPN自体は詐欺ではありません。ポンジスキームやマルチ商法ではなく、真面目なプロジェクトです。

STEPNは「招待制」となっており、参加希望者は、アクティベーションコードという紹介コードが必要なため、一見マルチっぽく見えるかもしれませんが、実際は仲介料やアフィリエイト制度はありません。

上だけが儲かるとか、ピラミッド組織があるなどの「ねずみ講」の投資ではないのです。

確かに、配当として得られる「GST」は大暴落しているので、プロジェクトとしての評価には賛否両論が分かれるでしょう。

しかし、GSTの暴落は、株の暴落で損をするのと同じようなもので「騙す」ようなことではありません。

STEPNは、アプリのダウンロード、入金、出金や換金の操作は全て自分自身で行うもので、今も正常に稼働しています。

そのため、木本が「5億も集めた」「一緒にやっていた人と連絡が取れなくなった」という部分は、木下が純粋にSTEPNに参加し、周りに広めていただけならば、全く当てはまらない表現であることが分かります。

ではなぜ「投資トラブル」となってしまったのでしょうか?

木本はSTEPNの仕組みを応用(悪用)していた可能性がある?

「木本はSTEPNには特に力を入れていた」
「木本はチーム単位で色んな人と一緒にSTEPNをやっていた」というのは、暗号通貨の業界でよく知られている話です。

ここからは憶測ですが、
木本は、このSTEPNの仕組みを応用し、独自の収益モデルでビジネスをしていた可能性があるのではないでしょうか?

STEPNで稼ぐには、いくつかハードルがあります。

・初心者には操作が難しい点。
・大きく稼ぐには多くの原資が必要となる点
・歩くための時間や労力を要する点。

木本は、より効率よく稼ぐために、「一括で身内から資金を集め、誰かに代わりに歩いてもらい、分配する」という独自のスキームを展開し、STEPNを組織的に運用していたのではないかと思われます。

独自のスキームというのは、例えば、このようなビジネスモデルが想定されます。

①投資家を集める
お金はあるけど操作が面倒な人や歩きたくない人には、投資案件として「俺にお金を預けてくれたら代わりに増やしてあげる」と勧誘し、STEPNに入金するための原資を集め、配当として◯%を渡す。

②アルバイトを集める
お金がなくて困っている人には「歩けるだけで稼げるバイトがあるよ」と、アルバイトとして勧誘し、投資家のお金で買った靴で歩いてもらい、その配当の△%を還元する。

③自分達は手数料を貰う
アプリでの換金や配当の振り込みは、木下やそのパートナーが管理し、自分達も◯◯%の配当を手数料として中抜きする。

これは一見「三方良し」のビジネスモデルに見えますが、投資なのでリスクがある上に、金融庁の許可なくこのようなビジネスをするのは違法行為なので真似はしないでください。

また「STEPNだけで5億集めるのは考えにくい」という意見もありますが、
投資で楽して稼ぎたい人やバイトをしたい人の市場規模を考えると、全く非現実的ではありません。

STEPNバブル時代では靴の価格も高騰し、多くの方がそこに高額の資金を投じていました。

1口500万円なら100人、1口1000万円なら50人で5億です。

芸能界で人脈の多い木本が営業マンになるのであれば、そんなに難しいことではないかと思われます。

木本は出資法違反や金融商品取引法違反で逮捕される可能性も?

ニュースでは「警察沙汰になる可能性もある」と報じられていますが、どういう部分が問題になるのでしょうか。

もしも、木本が違法的なやり方で投資の勧誘をしていた場合、逮捕される可能性も考えられます。

具体的にはこのような法律に該当する可能性があります。

出資法違反で逮捕される場合

【出資金の受入れの制限・預り金の禁止】

・「元本保証や絶対儲かるなどの文言で投資をさせた場合。
・リスクの説明がなかった場合
・不特定多数の者からお金を預かった場合

→3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはこれらを併科(第8条3項)

改正資金決済法違反で逮捕される場合

暗号資産資産交換業に登録せず、

・暗号資産の売買や他の暗号資産との交換
・他人のために暗号資産を管理すること

をビジネスとして行っていた場合。

→最大3年の懲役もしくは最大300万円の罰金

金融商品取引法違反で逮捕される場合

・金融庁に登録をせず、金融業(投資運用業)を行った場合。
(自分でお金を預かり、投資案件を運営していた場合)

・金融庁に登録されていない投資案件の勧誘、営業行為を行った場合。

→5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または併科(金融商品取引法第197条の2第10号の4)

脱税で逮捕される場合

・稼いだGSTは、他の通貨に交換したタイミングで税金が発生します。

暗号資産は雑所得扱いなので、株よりも税率が高く、STEPNにおいてはユーザーの税金の申告漏れが多くなることが以前より懸念されています。

まとめ

日本人は、投資に関して保守的・否定的な側面がありますが、今回は暗号資産やSTEPN自体が悪いのではなく、木本自身がSTEPNを応用して、トラブルに発展しやすいやり方の金融ビジネスに絡んでいた可能性が高いでしょう。

また、これを放送してしまったテレビ局なども、参加した人が損した場合にクレームとなるのではないか?と気になるところですね。

現時点では、トラブルの詳細は事務所から正式に公表されていない状態です。
今後も、本人の口から謝罪会見などがあるのか?など、動向を追っていきたいと思います。

error: Content is protected !!