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山口県中学校で先生たちの職員室での会話の内容が録音されたデータが流出し、それを聞いた生徒が不登校となってしまった問題について調べてみました。
目次
山口県の中学校でタブレット録音が流出
今回問題となったのは授業で使われる学習用のタブレット端末です。
2022年の10月31日、複数の生徒がタブレットを教室に置き忘れていたことに気づいた教師が職員室に持ち帰り、一晩そのまま机の上に置いていたとのこと。
しかし、その複数のタブレットの中の一台は録音アプリが起動されており、 4時間もの間、職員室での会話が録音されていました。
この音声のデータは、11人の生徒に流出し、その内容をした生徒が2022年11月上旬より不登校になっているとのことでした。
さらに会話を録音された教師も出勤していないとのことでした。
音声を流出・拡散させたのは誰?
音声を流出させたのはタブレットを使っていた生徒です。
タブレットを受け取った生徒は複数の同級生にこのデータを送信し拡散しました。
たまたま録音アプリが起動していたのではなく、元々拡散させる予定で意図的に録音をしていたのかもしれませんね。いたずらでも起こり得る事例だと思われます。
録音された職員室での会話の内容とは?
会話の内容が気になるところですが、内容は生活指導に関する情報や生徒に関する個人的な感情などを話していたそうです。
会話の中に出てきた生徒はおよそ10人程度。
個人の生徒の名前を出して個人的な感情を話していたことが問題かもしれませんね。
不登校になるということは、何かネガティブなことを言われており、聞いた生徒が ショックを受けたことが想像できますよね。
岩国市の教育委員会は内容に関する詳細や説明を避けていますが「生徒に対してのいじめやからかっていたわけではない」と弁明しています。
会話をした教師と不登校になった子供は誰?
生徒について会話をした教師や不登校になってしまった子供の名前や顔画像などは明らかにされていません。
プライバシーもあると思いますのでこれ以上の詮索はやめておきます。
会話をした教師も出勤しなくなったとのことで、データが流出したことに関して先生側も精神的なダメージがあるのではないでしょうか。
問題となった中学校はどこ?
ニュースによると今回問題となったのは山口県岩国市の公立中学校とのことです。
山口県の岩国市の公立中学校は合計18校ありますがそのうち3校は休校しているようです。
残りの15校は、
となります。
そのため、 今回問題となった中学校は この中のどれかだと思われます。
問題が起きた学校の対応は?
問題が起きた中学校では音声データを持っている生徒や、会話に名前が出てきた生徒の自宅を訪ねて事情説明や謝罪し、了解を得た上でデータ削除をしたとのことです。
しかし、 簡単にバックアップが取れてしまうので データが完全に消えたかどうかは定かではありませんよね。
ネットなどで拡散されなくて良かったと思います。
ネットの反応は
山口の岩国市の中学校の件だけど、絶対生徒が録音機能使ってやってるだろ。ガキのイタズラだけど、イタズラで済まされない事もあるよ。#録音
— 風見 (@sugouasuka) November 17, 2022
岩国の公立中学のタブレットが間違って録音で、、しかも職員室の会話なんて、、ほんとショックだと思うよ。
職員室にいた時期もあるので、本当にどうしようもない悪口とかあるからね。生徒に対してもね。
— よしゆき (@yoshiboomerang) November 17, 2022
職員室の録音問題絶対に職員会議ものになるやん…
また研修はいるやん…
情報担当やるやつやん
だっる岩国の某中しっかりしてくれや
— ケームズ (@debridandy) November 17, 2022
まとめ
今回はタブレット端末という現代ならではのトラブルが起きてしまいました。
タブレットでの学習は便利な反面、このようなニュースが出ると、真似するような生徒が出てくるのではないかということも懸念されます。
学校側も、いたずらで録音や録画されている可能性も考慮した上で、タブレットの保管方法は厳重に取り扱う必要がありそうですね。
まさに「口は災いの元」だと感じるニュースでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。