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2023年1月4日、愛知県あま市で、ごみ焼却炉内の壁と機械に挟まれ女性が死亡。
事故原因などについて取り上げます。
愛知県ごみ焼却炉の壁と機械の間に挟まれる従業員の事故概要
4日夕方、愛知県あま市のリサイクル会社で、従業員の男性がごみ焼却炉の中で作業中に機械に挟まれ死亡しました。 4日午後4時半ごろ、あま市二ツ寺の海部清掃リサイクルセンターで「人が機械に挟まれて心肺停止状態です」と従業員から消防に通報がありました。 消防が駆けつけたところ、社員の山中正美さん(60)が、ごみを押し出す機械と焼却炉の壁の間に挟まれていて、病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡しました。 死因は腹部を挟まれたことによる出血性ショックでした。 警察によりますと、山中さんは別の作業員らと焼却炉の中の機械を停止させてメンテナンスをしていましたが、突然動き出し、機械と炉の壁の間に挟まれたということです。
原因は？
原因は、電源管理が徹底されていなかったこと。
と推測されているメンテナンス業者の方がいます。
焼却施設でメンテナンスしている業者からのコメントです。
焼却施設でメンテナンスしている業者です。 電源管理が徹底されていなかった事が原因かと憶測ですが思います。 現場スイッチはオフロック、電源が遮断されていること、油圧装置もある場合は油圧ユニットの電源も遮断されていることを確認し、なおかつ制御盤には作業用の札を付けて、勝手に電源が入れられないようにします。中央操作室などの遠隔でも動かせません。 これを工事担当者、客先、工事責任者で共有し実際に確認します。これでまず動くことはありません。 電源以外にも、その作業に応じて挟まれ、巻き込まれの状況を作らないための安全対策は徹底した上で作業するんですが、どこかにミスがあったものと思います。
死亡者いる？名前や顔画像は？
死亡したのは、社員の山中正美さん60歳。
※顔画像は公開されていません。
ネットの反応は？
セメント工場で働いていました。各ベルトコンベア・破砕機等設備付近にはその設備名を記載した現場スイッチが必ず設置してありスイッチをＯＦＦした状態で鍵をかけて絶対にONにならないようになっております。設備の点検・修理をする人員はそのスイッチＢＯＸに”命”と書かれた札をぶら下げ作業が終わるまでそのカギを所持して解錠させません。全国的にこのようなシステムが浸透していると思っていましたが残念な結果です。防げた事故だったと思います。
この事故に必ず当てはまるとは限らないことを前提として話しますが、油圧的にも電気的にも絶対物理的に事故が起こらないようにして常に万が一のことを考え対応しなければならないのですが今だに守られていない現場が散見されます。厳重にチェックするとちょっと保険かけすぎだろとか言う輩も多くあたかもそれがベテラン仕事、美徳のように評価されてることもいまだに多いです。
ホント悲しい事故です。ご冥福をお祈りいたします。 ブレーカーを落としてなかった。 ブレーカーに禁札を使用してなかった。 ブレーカーを上げても作動しないための緊急停止ボタン等の対策をとってなかった。 色々な原因があるのだろうが、人は急かされると何かを端折ってしまうところがあるので､時間に余裕を持った定期修理なり､定期点検を実施してもらいたい。 非情に悔やまれる事故です。
まとめ
愛知県あま市で、ごみ焼却炉内の機械に挟まれ女性が死亡した事故について取り上げました。
